
昆明市内で撮影したユリカモメ。(2025年12月11日撮影、昆明=新華社記者/趙珮然)
【新華社昆明1月9日】中国雲南省昆明市林業・草原局、雲南大学、昆明鳥類協会、同市滇池(てんち)高原湖泊研究院がこのほど、昆明市内でユリカモメの第41回一斉調査を共同で実施した。各地点の個体数を集計した結果、2025年に越冬したユリカモメは4万2千羽に達し、24年よりわずかに増えたことが分かった。同市は1985年以降、41年連続でユリカモメの越冬地となっている。
研究院のエンジニア、張志中(ちょう・しちゅう)氏によると、今回の調査は滇池の大泊口、海埂ダムなどで陸上設置カメラ、ドローンによる動画撮影、人工知能(AI)アルゴリズム識別なども採用し、個体数を正確に集計した。

スマートシステムが捉えたユリカモメなどの鳥。(資料写真、昆明=新華社記者/趙珮然)
張氏は「かつては目視による観察が中心で、多くの専門家が丸一日かけて作業したが、現在は一部のエリアで鳥の顔認識を中核とするスマートシステムを導入し、数時間で集計が終わるようになった。識別精度は90%に達しており、採餌や休息などの行動データも同時に記録できる」と語った。(記者/趙珮然)