
中国鉄路南寧局集団の憑祥口岸(通関地)物流センターから出発する「中越班列」。(資料写真、南寧=新華社配信)
【新華社南寧1月8日】中国広西チワン族自治区の鉄道を運営・管理する中国鉄路南寧局集団はこのほど、中国とベトナムを結ぶ貨物列車「中越班列」のうち同自治区始発の列車について、2025年の貨物輸送量が前年比86%増の3万7千TEU(標準コンテナ換算)となり、過去最高を更新したと明らかにした。
中国鉄路南寧局集団南寧鉄道物流センターに勤務する謝暁梅(しゃ・ぎょうばい)氏によると、25年は広西始発の中越班列による輸出貨物輸送の需要が大きく、急速な増加傾向を維持した。輸送貨物の品目は262品目から455品目に増え、輸送量は全国の鉄道によるベトナム向け貨物列車の73%、コンテナ貨物の86%を占め、24年を5ポイント、2ポイントそれぞれ上回った。
中国とベトナム間の貿易に伴い、急速に高まる輸送需要に対応するため、中国鉄路南寧局集団は25年に憑祥(ひょうしょう)市からベトナム・ドンダンまでの列車のけん引重量を1千トンから1300トンに引き上げ、憑祥鉄道口岸(通関地)の通関能力を30%高めた。また、邕州(ようしゅう)税関で年中無休の予約通関サービスを提供することで、中越班列の定期運行本数を週3本から14本に増やし、1日当たり2本の運行と「毎日運行、当日到着」を実現し、両国間の貿易を安定した輸送力で支えている。
同集団は、今後も引き続き南寧国際鉄道港での税関管理モデルの刷新を推進する方針を示した。同港のコンテナ作業エリアを税関管理の対象範囲に組み入れ、通関手続きを簡素化し、企業の物流コストを引き下げ、通関効率を高めることで、中越班列の輸送品質をさらに高めるとしている。