
新沙通関地で輸出積み込み作業中の新エネルギー車。(12月8日撮影、広州=新華社配信)
【新華社広州12月30日】中国広東省の黄埔税関がこのほど発表した統計によると、今年1~11月に新沙口岸(通関地)を経由して輸出された新エネルギー車(NEV)は前年同期比15・3%増の3万6千台余りだった。
同省東莞市に位置する新沙通関地は、華南地域における重要な自動車貿易ハブの一つで、港湾エリアのRORO(ロールオン・ロールオフ)船埠頭(ふとう)まで鉄道で直接アクセスできる利点を備えている。

港に並ぶ輸出予定車両を検査する黄埔税関職員。(9月8日撮影、広州=新華社配信)
統計によれば、新沙通関地を経由した新エネルギー車は、中東や南米、東南アジア、大洋州など多くの市場へ輸出されている。(記者/壮錦)