中国の文化・関連産業増加値、２４年はＧＤＰ比４・６％

河南省洛陽市にある応天門遺跡博物館前の広場で写真を撮るロシア人女性。（１２月３日撮影、洛陽＝新華社記者／楊静）

　【新華社北京１２月３０日】中国国家統計局は３０日、２０２４年の全国文化・関連産業の増加値（付加価値額）は６兆２０９４億元（１元＝約２２円）だったと発表した。国内総生産（ＧＤＰ）に占める割合は前年比０・０２ポイント上昇の４・６％となった。

　業界別にみると、文化サービス業の増加値は４兆３２５６億元で、文化・関連産業増加値に占める割合が０・５ポイント上昇の６９・７％だった。文化製造業の増加値は１兆２６０７億元で、割合が０・２ポイント下落の２０・３％。文化卸売・小売業の増加値は６２３１億元で、割合が０・３ポイント低下の１０・０％となった。

　分野別にみると、文化コア分野の増加値は４兆４２３８億元で、文化・関連産業増加値の７１・２％、文化関連分野の増加値は１兆７８５６億元で２８・８％を占めた。