包銀高速鉄道の重要プロジェクト磴口黄河特大橋 中国内モンゴル自治区

包銀高速鉄道の重要プロジェクト磴口黄河特大橋 中国内モンゴル自治区

xhnews | 2025-12-30 14:26:45

23日、中鉄十八局集団が建設を請け負った包銀高速鉄道の重要プロジェクト、磴口黄河特大橋。(ドローンから、天津=新華社配信)

 【新華社天津12月30日】中国内モンゴル自治区の包頭市と寧夏回族自治区の銀川市を結ぶ包銀高速鉄道が23日、全線で営業運転を開始し、国内の高速鉄道網がさらに整備された。中国鉄道建設大手、中国鉄建傘下の中鉄十八局集団が建設を請け負った。

23日、包銀高速鉄道開通後の一番列車に乗る中鉄十八局集団の従業員。(天津=新華社配信)

 包銀高速鉄道の重要プロジェクトである磴口黄河特大橋は全長5145・9メートル、内モンゴル自治区バヤンノール市磴口(とうこう)県とオルドス市ハンギン旗にまたがる。主要河川や鉄道、国道、省道などを横断する形で完成した。複雑な工事は、黄河の急流に強固な基礎を建設することから始まった。2023年の春先、水深6メートル地点で57号橋脚の工事が行われた。最初の大型橋脚パイルキャップ部は長さ33・2メートル、幅18・2メートル、高さ6メートルで、3625・4立方メートルのコンクリートを一度に連続で打設する必要があった。

23日、中鉄十八局集団が建設を請け負った包銀高速鉄道の重要プロジェクト、磴口黄河特大橋。(ドローンから、天津=新華社配信)

 中鉄十八局集団の技術チームはシミュレーションを重ね、最終的に鋼鉄の囲い堰(かこいぜき)内での一定の厚さに分けて層状に打設する技術を採用し、均一で緻密な構造を実現した。同時に、6層の冷却水管をあらかじめ埋め込み、循環水システムを構築することで、継続的な放熱と冷却を可能にした。25時間にわたる連続作業を経て、最初の水上橋脚のパイルキャップ部が良好に打設された。その後、7カ所の橋脚パイルキャップ部も川底にしっかりと固定され、同大橋にとって最初の「水中の礎石」が築かれた。(記者/毛振華、宋瑞)

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