広東省・深圳西部港区の蛇口コンテナふ頭。(12月9日、ドローンから、深圳=新華社配信/唐蜀全)
【新華社深圳12月30日】中国広東省深圳税関がこのほど発表した深圳市の1~11月の貿易額は前年同期比0・6%増の4兆1200億元(1元=約22円)となり、国内都市の1位を維持した。うち輸出は3・5%減の2兆5千億元、輸入は7・7%増の1兆6200億元だった。
貿易形態別では、一般貿易額が2・7%減の2兆2千億元で全体の53・5%、保税物流方式が6・8%増の1兆1千億元で26・7%、加工貿易が3・3%増の7969億元で19・3%をそれぞれ占めた。
企業形態別では、民間企業の貿易額が2・1%減の2兆8200億元で68・4%、外資企業が14・0%増の1兆1700億元で28・3%を占めた。国有企業は29・6%減の1336億元となった。
輸出品目別では、機械・電気機器が4・3%増の1兆9千億元で、輸出額全体の76・1%を占めた。うちコンピューター・同部品の輸出は8・9%増の2926億1千万元、音響映像機器・同部品は6・5%増の834億4千万元、集積回路(IC)は40・8%増の2177億5千万元だった。新興産業のうち、リチウム電池は31・3%、3Dプリンターは30・4%、電気自動車(EV)は6・7%、医療機器は5・1%それぞれ増加した。
輸入品目別では、機械・電気機器が9・5%増の1兆3200億元で輸入額全体の81・5%を占めた。うちICの輸入は19・7%増の7363億元、コンピューター部品は13・1%増の2670億元となった。農産物は9・9%増の894億元で5・5%を占め、うち食糧(穀類・豆類・芋類)が96・1%増、食用水産物が35・5%増、肉類が1・3%増だった。