【新華社北京12月29日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月26~28日のニュースをお届けします。
1.中国のGDP、24年の確定値は134兆8066億元
中国国家統計局は26日、2024年の国内総生産(GDP)の最終確認に関する公告を出しました。24年のGDP確定値は134兆8066億元(1元=約22円)で、速報値より1018億元減少しました。物価変動の影響を除く実質で前年比5・0%増となり、成長率は速報値と横ばいでした。
2.中国、気象衛星「風雲4号03」の打ち上げに成功
中国は27日午前0時7分(日本時間同午前1時7分)、気象衛星「風雲4号03」を搭載した運搬ロケット「長征3号B」を四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
3.中国の高速鉄道営業距離、5万キロ突破
中国陝西省の西安市と延安市を結ぶ西延高速鉄道が26日、営業運転を開始しました。これにより、中国の高速鉄道営業距離が5万キロを突破し、高速鉄道の発展は新たな段階に進みました。
4.太陽島雪像博がプレオープン 黒竜江省ハルビン市
中国黒竜江省ハルビン市の冬を代表するイベント、第38回太陽島国際雪像芸術博覧会が27日、プレオープンしました。今回の計画面積は150万平方メートル。計12万立方メートルの雪を使い、人々を雪の芸術の世界にいざないます。
5.黒竜江省の湖で冬季漁イベント開幕
中国黒竜江省大慶市ドルボド・モンゴル族自治県の連環湖で27日、冬季漁イベント「第9回氷雪漁猟ナーダム」が始まりました。集まった人々は千年の歴史を持つ漁猟文化の奥深さに触れました。
6.故宮の養心殿、10年ぶりに一般公開
中国北京市の故宮博物院で26日、養心殿が約10年の研究的保護と体系的修繕を経て、一般公開を再開しました。
7.新たな消費の原動力 北京副都心に商業複合施設が開業
中国北京市通州区の北京城市副中心で26日、文化・観光・商業の要素を集約した複合施設「湾里」が正式に営業を開始しました。北京城市副中心の文化観光区に位置し、テーマパークリゾート「ユニバーサル・北京・リゾート」に隣接する「湾里」は、北京の国際消費の中心都市としての建設を後押しし、文化観光区に新たな消費の原動力を注ぎ込みます。
8.タイとカンボジア、停戦に合意
タイとカンボジアの両国防相は27日、タイ・チャンタブリ県の国境検問所で停戦に関する合意書に署名しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。