２０２５年の中国、「国潮」ブームが文化と消費をけん引

広東省深圳市で開かれた第２１回中国（深圳）国際文化産業博覧交易会で展示された、中国発アクションＲＰＧ「黒神話：悟空」に登場するキャラクターの半身像。（５月２３日撮影、深圳＝新華社記者／梁旭）

広東省汕頭市潮陽区で行われた民間芸能「英歌舞」のイベント「中華英歌・舞動潮陽－２０２５年春節潮陽英歌カーニバル」でパフォーマンスを披露する子ども英歌隊。同省潮汕地方の国家級無形文化遺産である英歌舞はここ数年人気が急上昇し、多くのネットユーザーの間で「必ず見るべき伝統芸術の宴」と表現されている。（２月２日撮影、汕頭＝新華社配信／姚軍）

貴州省貴陽市の映画館、貴陽越界影城のＩＭＡＸシアターで中国アニメ映画「哪吒之魔童閙海」（邦題：ナタ 魔童の大暴れ）を見る来場者。（２月２５日撮影、貴陽＝新華社記者／欧東衢）

四川省宜賓市泥渓鎮の坤隆昌茶館でお茶を飲む客。店内には中国の古典小説「封神演義」を題材に描かれたナタがテーマの壁画があり、「哪吒之魔童閙海」（邦題：ナタ 魔童の大暴れ）の大ヒットに伴い、同茶館も人気を集めている。（３月２日撮影、宜賓＝新華社記者／江宏景）

広東省東莞市のぬいぐるみメーカー、奇駿玩具製衣の工場に展示された、アニメ映画「浪浪山小妖怪（Ｎｏｂｏｄｙ）」のキャラクターをあしらったバッグチャーム。バッグチャームは若者たちの「個性の宣言」であり、歩く「リアル絵文字」となっている。若者たちが控えめで面白い方法で感情を表現でき、また活力あふれる新しい産業を生み出している。（８月１１日撮影、東莞＝新華社配信／鄭家雄）

山西省太原市の鐘楼街にある文化クリエーティブ店で商品を選ぶ観光客。（１０月２９日撮影、太原＝新華社記者／楊晨光）

上海市徐匯（じょかい）区の淮海中路にある中国風の手工芸品店「瑾坤（きんこん）心舎」で、髪飾りを付けるのを手伝う創業者の李雯（り・ぶん）さん。（４月１８日撮影、上海＝新華社記者／劉穎）

湖南省常徳市桃源県鄭家驛鎮梨子崗村の刺しゅう工房「斉絵繍荘」で、ライブ配信で商品を紹介する湖南省省級無形文化遺産「桃源刺しゅう」の代表的な伝承者、肖瑶（しょう・よう）さん。（４月１５日撮影、常徳＝新華社記者／陳思汗）

四川省成都市で開かれた「２０２５グローバルパンダパートナー大会」のパンダ文化クリエーティブマーケットで展示された、特産の絹織物「蜀錦」とパンダの要素を組み合わせた文化クリエーティブ製品。（１１月２１日撮影、成都＝新華社記者／胥氷潔）

四川省成都市のオフィスで、三星堆遺跡出土青銅神樹（せいどうしんじゅ）の文化クリエーティブ製品の詳細について詰めの作業を行う製品企画・運営担当者。（３月１日撮影、成都＝新華社記者／王曦）

雲南省大理市で開かれた「２０２５年無形文化遺産ブランドプロモーションウイーク」の「兎児爺」制作技術ブースで、泥塑（でいそ）工芸品「兎児爺」を見せるスタッフ。（１１月２３日撮影、大理＝新華社記者／胡超）

山西省運城市の解州関帝廟内に並ぶ、三国志の英雄として知られる関羽（かん・う）をモチーフにした文化クリエーティブ製品。（９月２３日撮影、運城＝新華社記者／楊晨光）

２３日、陝西省西安市にある唐の都・長安を再現した没入型エンタメ施設「長安十二時辰」テーマ街区で、没入型公演を披露する出演者。（西安＝新華社記者／邵瑞）

北京市の故宮博物院で開かれた同院の創立１００周年を記念する「百年の守護－紫禁城から故宮博物院」展で、青銅蓮鶴方壺（せいどうれんかくほうこ）を見る来場者。（９月２９日撮影、北京＝新華社記者／金良快）

北京市の中国国家博物館で、同博物館が収蔵する明代・孝端皇后の「九竜九鳳冠」をモチーフにした冷蔵庫用マグネットを購入するため列に並ぶ来場者。同博物館の文化クリエーティブブランド「国博衍芸（えんげい）」の「鳳冠マグネット」は発売から１年で累計販売数が２００万個を超えた。（７月１９日撮影、北京＝新華社記者／金良快）

湖南省湘西（しょうせい）トゥチャ族ミャオ族自治州の鳳凰古城を訪れた観光客。（１月２９日、ドローンから、湘西＝新華社配信／周秀魚春）

インフラ大手、中国鉄建大橋工程局集団が天津市で現場作業員を対象に中国式で開催した集団結婚式。新郎新婦が伝統的な衣装を身にまとい参加した。（５月２１日撮影、天津＝新華社記者／趙子碩）

吉林省吉林市の中旅松花湖リゾートで、京劇の衣装を着てパフォーマンスを披露するスキーヤー。中国を代表する伝統芸術とウインタースポーツを融合し、古代と現代が交わる素晴らしい視覚体験を提供、人々の新しい冬への期待をかき立てた。（１１月２１日撮影、吉林＝新華社記者／許暢）

江西省景徳鎮市の陶陽里歴史文化街区で記念撮影する観光客。（７月１７日撮影、景徳鎮＝新華社配信／石衛明）