28日、四川省什邡市での初飛行で、垂直離陸する聯合飛機集団「鑭影R6000」。(徳陽=新華社配信/尹鋼)
【新華社徳陽12月29日】中国のドローン企業、聯合飛機集団は28日、四川省什邡(しゅうほう)市で6トン級ティルトローター無人機「鑭影(らんえい)R6000」の初飛行に成功した。ティルトローターという重要技術の国内での新たな成果となった。
28日、四川省什邡市で、聯合飛機集団「鑭影R6000」の初飛行の準備をするスタッフ。(徳陽=新華社配信/尹鋼)
革新的機種となる「鑭影R6000」は、ティルトローター設計技術により、垂直離着陸と高速水平飛行の二つの飛行モードで、ローター姿勢のシームレスな切り替えを安全かつ安定的に行える。巡航速度は時速550キロで、最大航続距離は4千キロ。実用上昇限度は7620メートルで、最大2トンの貨物を搭載できる。
28日、四川省什邡市での初飛行で、垂直離陸する聯合飛機集団「鑭影R6000」。(徳陽=新華社配信/尹鋼)
28日、四川省什邡市で初飛行に臨む聯合飛機集団「鑭影R6000」。(徳陽=新華社配信/尹鋼)
28日、「鑭影R6000」の飛行を監視する聯合飛機集団の研究職員。(徳陽=新華社配信/尹鋼)