
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京12月26日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は26日の記者会見で、日本が「能動的サイバー防御」の具体的措置を進めていることについて「サイバー防御からサイバー攻撃への重大な政策転換だ」と指摘し、第2次世界大戦の敗戦国である日本が戦後国際秩序を打破しようとしていることの新たな裏付けだとの見方を示した。
林氏はさらに次のように述べた。中国は深刻な懸念を表明する。サイバー分野における日本の危険な動きに断固反対するとともに、日本に対し、実際の行動をもって「平和憲法」を順守し、既存の国際ルールと秩序を守るよう強く求める。日本側が不当な措置によって中国の主権や安全、発展の利益を損なうならば、中国側は必ず厳正な対応を取る。