
中国商務部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京12月26日】中国商務部の何咏前(か・えいぜん)報道官は25日の記者会見で、米国によるベネズエラの石油タンカーに対する全面封鎖やだ捕で、中国が受ける影響と今後の対応について問われ、一方的制裁や「ロングアーム管轄」の乱用に断固として反対すると表明した。
何氏は次のように述べた。中国は一貫して一部の国による一方的な制裁やいわゆる「ロングアーム管轄」の乱用に断固反対しており、他国のタンカーを恣意(しい)的にだ捕する行為は、国際エネルギー市場の正常な運営を乱す可能性があるだけでなく、その他の安全リスクを引き起こす可能性もある。ベネズエラが他国と国際法の枠組みの中で経済貿易協力を進めることは正常で、理にかない、合法的であり、この権利は尊重、支持されるべきだ。