
重慶市涪陵区焦石鎮にある涪陵シェールガス田の「焦頁22」プラットフォーム。(2024年6月25日、ドローンから、重慶=新華社記者/才揚)
【新華社重慶12月25日】中国石油大手、中国石油化工集団(シノペックグループ)は24日、傘下の江漢油田が開発を担当する重慶市の涪陵(ふうりょう)シェールガス田の累計生産量が800億立方メートルを超え、長江経済ベルト沿線都市にグリーン(環境配慮型)でクリーンなエネルギーを供給し、長江経済ベルトの質の高い発展に寄与していると明らかにした。
同ガス田は中国で初めて商業開発された大型シェールガス田で、2012年末に探査で重要な進展を遂げた。14年3月に開発を開始して以来、効率的な探査を続け、1日当たりの生産量は2千万立方メートルを上回っている。確認埋蔵量の累計は24年に1兆立方メートルを上回り、生産量の維持・拡大のための強固な資源的基盤が築かれている。