北京首鋼園の3号高炉、デジタル博物館として復活

北京首鋼園の3号高炉、デジタル博物館として復活

新華社 | 2025-12-25 10:21:46

18日、北京市にある首鋼園3号高炉内に設けられた「3号高炉デジタル博物館」の内部。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

 【新華社北京12月25日】中国北京市の首都鋼鉄集団(首鋼)3号高炉は今から15年前、最後の溶銑(ようせん、溶融した銑鉄)を送り出し、首鋼が構造転換を進め、新たな発展段階に入る象徴となった。

18日、北京市にある首鋼園の3号高炉で開催中の「鋼鉄時代」没入型展で設置されている、鋼鉄の微細構造が観察できるインタラクティブ・インスタレーション。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

 そして今、3号高炉はデジタル博物館に生まれ変わり、2千平方メートル近い空間を持つ、「鋼鉄時代」の没入型展示をメインとしたデジタル技術文化・観光体験スポットとなっている。中国鉄鋼業の発展に大きな貢献を果たした歴史を持つ「功勲の高炉」は「数智(デジタル・スマート)の火」でよみがえり、首鋼園(首鋼集団の工場跡地を再開発した産業・文化エリア)の産業遺産活用の新たなモデルケースとなっている。

18日、「鋼鉄時代」没入型展で展示されている、かつて原料を高炉に輸送するために使われていた「ベルトコリドー」。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

18日、「鋼鉄時代」没入型展の「高炉劇場」エリア。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

18日、北京市にある首鋼園の3号高炉で開催中の「鋼鉄時代」没入型展の様子。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

18日、北京市にある首鋼園の3号高炉で開催中の「鋼鉄時代」没入型展の様子。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

18日、「鋼鉄時代」没入型展の「高炉劇場」エリア。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

18日、北京市の首鋼園にある3号高炉の外観。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

18日、没入感のある光と影の演出で、高炉から溶銑が流れ出す光景を再現した「鋼鉄時代」没入型展の「高炉劇場」エリア。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

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