【新華社北京12月25日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月24日のニュースをお届けします。
1.台湾当局の言動「経済の前途葬る」 中国国務院台湾事務弁公室
中国国務院台湾事務弁公室の彭慶恩(ほう・けいおん)報道官は24日の記者会見で、米国でこのほど開かれた国際会合「パックス・シリカ・サミット」で民進党当局の人員が、台湾は「民主的なグローバル半導体サプライチェーン」で重要な役割を演じることができると発言したとの質問に対し、台湾当局の言動は台湾経済の命脈と発展の前途を葬ると強調しました。
2.日本に原子力安全責任の履行促す 「ふげん」水漏れで中国外交部
中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は24日、福井県敦賀市で廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」で23日に放射性物質を含む水が漏れたことに関し、日本の原子力施設の稼働状況や運用・保守能力、原子力安全に関する監督体制などに深刻な欠陥があることを再び明らかにしたと指摘し、原子力安全に対する責任を確実に果たすよう求めました。
3.中国・青蔵高原東部での古人類拡散、最高標高を更新 新遺跡発見で
中国四川省文物局は22日、同省カンゼ・チベット族自治州稲城県の高原湖「従前措」付近で、重要な意義を持つ旧石器時代の遺跡を発見したと明らかにしました。遺跡は皮洛遺跡群の重要な一部で、今回の発見は青蔵高原東部の人類の移動・拡散の最高標高記録を更新しました。
4.マクドナルド、青海省1号店オープン 中国全域で出店実現
中国青海省西寧市で21日、ファストフード大手マクドナルドの同省1号店(海湖新区)がオープンしました。これにより、中国の省級行政区すべてにマクドナルドの店舗が開設されたことになります。
5.中国・雲南省の切り花輸出額、1~11月は64・9%増
中国雲南省は世界の三大花卉(かき)主要産地の一つであり、アジア最大の花卉交易集散センターでもあります。同省昆明税関の統計によると、今年1~11月の同省の切り花輸出額は前年同期比64・9%増の11億1千万元(1元=約22円)に上りました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。