【新華社北京12月24日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月23日のニュースをお届けします。
1.中国外交部、中国企業抑圧に「断固反対」 米のドローン規制で
中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は23日の記者会見で、米国連邦通信委員会(FCC)が中国ドローン製造大手の大疆創新科技(DJI)を含む全ての米国製以外のドローンを規制リストに追加したことに関し、中国は米国による国家安全保障の拡大解釈や差別的リストの設定、中国企業への不当な抑圧に断固反対すると表明しました。
2.北京で新刊「思想の植民地化」発表、シンポジウム開催
中国北京市で22日、第36回新華社ニュース学術年次総会に合わせ、新華出版社の新刊「思想の植民地化」発表とシンポジウムが行われました。同刊は新華社国家ハイエンドシンクタンク研究グループが執筆した報告書「思想の植民地化-米国の認知戦の手段と根源、国際的脅威」「米国の軍事的覇権の根源と現実、害悪を暴く」を中国語と英語で収録しています。
3.ペルー・チャンカイと上海結ぶ航路、開設1周年迎える
ペルー・チャンカイ港と中国の上海市を結ぶ航路は18日、開設から1周年を迎えました。上海税関のデータによると、2024年12月18日から今年12月18日までに同航路を利用した輸出入貨物の価額は55億7千万元(1元=約22円)、重量は20万5千トンとなっています。
4.中国で広東省の自家用車が香港市街地へ乗り入れ可能に
中国で23日午前0時、広東省の自家用車が香港特別行政区の市街地に乗り入れ可能となる「粤車南下」制度が実施されました。入境は同省珠海市と香港、マカオ両特別行政区を結ぶ港珠澳大橋経由。粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の融合発展に新たな原動力が加わりました。
5.中国・重慶動物園のパンダが新居へ
中国の重慶動物園で22日、ジャイアントパンダ館のエリアの一つ「下館」の改修工事が完了し、パンダの入居が始まりました。今回の改修はパンダに快適で健康的な生活空間を提供するほか、見学のしやすさにも配慮しています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。