22日、新華出版社の新刊「思想の植民地化」。(北京=新華社記者/殷剛)
【新華社北京12月23日】中国北京市で22日、第36回新華社ニュース学術年次総会に合わせ、新華出版社の新刊「思想の植民地化」発表とシンポジウムが行われた。
「思想の植民地化」は、新華社国家ハイエンドシンクタンク研究グループが執筆した報告書「思想の植民地化-米国の認知戦の手段と根源、国際的脅威」「米国の軍事的覇権の根源と現実、害悪を暴く」を中国語と英語で収録している。
前者は米国が長年にわたり思想分野で他国の主権を侵害し、国際的な認知の公正・公平を損なってきた実態を明らかにする内容で、「グローバルサウスメディア・シンクタンクフォーラム」(9月7日)で発表された。後者は米国による軍事覇権の思想的根源、手段、そして世界の安全と安定にもたらす害悪を分析しており、2023年9月5日に発表された。書籍収録に当たり、最新の情勢を踏まえて加筆、修正されている。