中国で広東省の自家用車が香港市街地へ乗り入れ可能に

中国で広東省の自家用車が香港市街地へ乗り入れ可能に

新華社 | 2025-12-23 16:36:15

23日、広東省から来て港珠澳大橋の香港口岸を通過する自家用車。(珠海=新華社記者/黄国保)

 【新華社広州12月23日】中国で23日午前0時、広東省の自家用車が香港特別行政区の市街地に乗り入れ可能となる「粤車南下」制度が実施された。入境は同省珠海市と香港、マカオ両特別行政区を結ぶ港珠澳大橋経由。粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の融合発展に新たな原動力が加わった。

23日、広東省から来て港珠澳大橋の香港口岸を通過する自家用車。(珠海=新華社記者/黄国保)

 新制度はまず広州、珠海、江門、中山の4市を対象とし、半年後に広東省全域に拡大する。これに先立ち、11月15日午前0時から、許可を得た同省の自家用車所有者は港珠澳大橋の香港側口岸(通関地)にある自動駐車場への乗り入れが可能となっており、12月9日午前9時に香港市街地への入境申請も受付を開始していた。当初は1日100台の枠を設け、滞在は最長3日間とする。

23日、「粤車南下」で最初に香港市街地に入った車の所有者として、ワンストップ式の通関手続きを行う市民の彭(ほう)さん(中央)。(珠海=新華社記者/黄国保)

23日午前0時、「粤車南下」で香港市街地に入るため、ワンストップ式の通関手続きを行う自家用車所有者。(珠海=新華社記者/黄国保)

23日午前0時、「粤車南下」で香港市街地に入るため、ワンストップ式の通関手続きを行う市民の曹(そう)さん(手前)。(珠海=新華社記者/黄国保)

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