中国国連大使「日本は歴史的罪責を深く反省すべき」

中国国連大使「日本は歴史的罪責を深く反省すべき」

新華社 | 2025-12-19 14:23:45

 【新華社国連12月19日】中国の傅聡(ふ・そう)国連常駐代表(国連大使)は18日、国連総会の第1回「あらゆる形態および表現の植民地主義に反対する国際デー」を記念するハイレベル会合で、世界は依然として植民地主義の影から抜け出せておらず、戦後国際秩序に挑戦し、覆そうとするあらゆる言動に断固反対しなければならないと表明した。また、日本は第2次世界大戦の敗戦国として自らの歴史的罪責を深く反省し、台湾問題に対する政治的約束を順守し、一線を越える挑発を直ちにやめ、誤った発言を撤回しなければならないと強調した。

 傅氏は次のように述べた。国際デーは植民地主義の害悪に対する国際社会の認識を高め、既存の脱植民地化プロセスを加速させ、あらゆる形態および表現の植民地主義を終わらせることを目的としている。今年、国連総会で初の国際デー記念会合が開催されたことは重要な意義を持つ。

 世界反ファシズム戦争の歴史は、平和は勝ち取り、守り続けるものと教えている。第2次世界大戦の勝利後、ニュルンベルク国際軍事裁判と極東国際軍事裁判で下された戦犯への判決は、侵略戦争を起こし、各国の人々の血で手を染めた張本人たちに然るべき罰を与え、戦争犯罪者を永遠に歴史の恥辱の柱に打ち付けた。裁判の正当性は揺るぎなく、異議を唱える余地はない。歴史的に日本は中国、朝鮮半島、東南アジアを侵略し、非人道的な植民地支配を行った。日本の侵略者は台湾で筆舌に尽くしがたい罪を犯した。65万人以上の台湾同胞が日本軍によって残虐に殺害され、約20万人の台湾の若者が強制的に徴兵され、2千人以上の台湾女性が「慰安婦」になることを強制された。台湾の土地の7割が強奪され、炭鉱や金鉱などの資源は壊滅的な採掘を受けた。これは台湾の歴史における最も暗い1ページである。

 中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利の成果と戦後国際秩序を断固守り、侵略の歴史に対する否定や歪曲を決して許さず、軍国主義の復活を決して許さず、歴史の悲劇を決して繰り返してはならない。戦後国際秩序に挑戦し、覆そうとするあらゆる言動は、世界を不安定にし、人類運命共同体に深刻な災難をもたらす恐れがあり、高度に警戒し、断固反対しなければならない。

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