
中国外交部の郭嘉昆報道官。(北京=新華社配信)
【新華社北京12月19日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は19日の記者会見で、日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出した佐渡金山に関する報告書に朝鮮半島出身者の強制労働についての記述がなかったことについて、日本は歴史を直視、反省し、誠実かつ責任ある姿勢で歴史問題を適切に処理すべきだと指摘した。
郭氏は次のように述べた。中国や朝鮮半島、その他のアジア諸国の労働者を強制的に徴用して使役したことは、日本軍国主義が対外侵略と植民地支配の過程で犯した重大な罪である。日本は歴史を直視、反省し、誠実かつ責任ある姿勢で歴史問題を適切に処理し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るべきだ。