中国・海南自由貿易港、「封関」運営を開始

１７日、海南省文昌市の街頭に設置された海南自由貿易港の「封関」運営開始を告げる看板。（海口＝新華社記者／蒲暁旭）

　【新華社海口１２月１８日】中国の海南自由貿易港は１８日、海南島全域を独立した税関管理区域とする「封関」運営を正式に開始した。

１７日、海南省文昌市の清瀾港通関地。（ドローンから、海口＝新華社記者／蒲暁旭）

　輸入課税商品目録や貨物流通税収政策、制限・禁止リスト、輸入原材料を加工して付加価値を高めた製品を国内販売する際に関税が免除される「加工増値国内販売関税免除」政策、税関監督管理弁法など一連の「封関」政策と関連文書が同時に実施された。

１７日、海南省文昌市の清瀾港通関地。（海口＝新華社記者／蒲暁旭）

　「封関」は海南自由貿易港建設の新たな段階のスタートであり、今後も開放分野を絶えず拡大し、政策制度体系を持続的に改善し、中国の新時代の対外開放をけん引する重要な門戸の構築に努めていく。

海南省洋浦経済開発区の洋浦港通関地。（１１月２１日、ドローンから、海口＝新華社記者／蒲暁旭）

海南省東方市の八所港通関地。（１１月７日、ドローンから、海口＝新華社記者／蒲暁旭）