16日、シールドマシン「領航号」内部のトンネルセグメント搬入口。(上海=新華社記者/方喆)
【新華社上海12月18日】中国が自主開発した世界最大径の高速鉄道用シールドマシンで、崇太長江トンネルの建設に投入されている「領航号」が16日、掘削距離1万メートルを突破した。長江を横断するトンネル工事は重要な節目を迎え、全線貫通に向け確かな基礎が築かれた。
崇太長江トンネルは、滬渝蓉(こゆよう)高速鉄道(上海市-重慶市-四川省成都市)東区間のうち、上海市-江蘇省南京市-安徽省合肥市区間における重要工事で、上海市崇明区と江蘇省太倉市を結ぶ。全長は14・25キロ、設計速度は時速350キロとなる。
16日、シールドマシン「領航号」でセグメントのボルトを締める作業員。(上海=新華社記者/方喆)
16日、崇太長江トンネルの建設現場で、クレーン車によるセグメント設置作業をする作業員。(上海=新華社記者/方喆)
16日、シールドマシン「領航号」内部で、トンネル用セグメントをつり上げて設置する作業員。(上海=新華社記者/方喆)
16日、シールドマシン「領航号」でセグメントのボルトを締める作業員。(上海=新華社記者/方喆)
16日、シールドマシン「領航号」の制御室で、掘進運行データを確認する作業員。(上海=新華社記者/方喆)
16日、崇太長江トンネルの内部。(上海=新華社記者/方喆)