【新華社北京12月18日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月17日のニュースをお届けします。
1.日本の右翼勢力は「うその話」の常習犯 中国外交部
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は17日の記者会見で、日本側の振る舞いは日本国内の一部の人々が是非を取り違え、事実をゆがめ、過ちを認めず、誤りと知りながら同じことを繰り返している実態を改めて露呈させたと指摘し、国際社会の場で無実を装い、同情を誘おうとしていると批判しました。
2.中国、EU産豚肉に反ダンピング関税
中国商務部は16日、欧州連合(EU)を原産地とする輸入豚肉・豚肉製品に対する反ダンピング調査の最終裁定を下し、EU企業に4・9%~19・8%の反ダンピング関税を17日から5年間課すと発表しました。
3.「封関」運営は台湾企業に多くの機会とメリット 中国国務院台湾事務弁公室
中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮(しゅ・ほうれん)報道官は17日の記者会見で、海南島全域を独立した税関管理区域とする「封関」運営を海南自由貿易港が18日から開始することについて、貿易の自由化や投資促進、金融開放などに関する一連の革新的な措置は、台湾の企業や経営者に多くの機会とメリットをもたらすと表明しました。
4.韓国外務省、日本に強制労働の歴史反映求める 佐渡金山報告書
韓国外務省の報道官は15日、日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出した佐渡金山に関する報告書に朝鮮半島出身者の強制労働についての記述が依然としてなかったとし、日本に対し、ユネスコ世界遺産委員会の決定と自らの約束を忠実に履行し、朝鮮半島出身者を含む、被害を受けた全ての労働者を真摯(しんし)に追悼するよう促しました。
5.「中国琉球文献史料集成」全7巻 中琉交流の緊密さ示す
中国と琉球の交流史を体系的に示す史料集「中国琉球文献史料集成」(全7巻)が、中国国家出版基金プロジェクトの助成を受け、寧波出版社と復旦大学出版社から共同刊行されています。国内に現存し、すでに刊刻、整理、出版されている琉球王国に関する文献150種余り、280万字近くを収録。琉球の歴史や文化、中国との交流史の研究に、幅広い視点と豊富な一次資料をもたらしています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。