15日、ケープコースト大学孔子学院設立10周年記念式典であいさつするビンセント・アサンフル氏。(ケープコースト=新華社配信)
【新華社アクラ12月18日】ガーナ国家カリキュラム・評価委員会のビンセント・アサンフル理事会議長は15日に行われたケープコースト大学孔子学院設立10周年記念式典で、ガーナは来年、全国の小中学校で中国語カリキュラムを正式に導入する予定だと述べた。
アサンフル氏は、委員会と孔子学院は過去数カ月間、新しい中国語教育課程(カリキュラム)の基準についてハイレベルな協力を進め、中国語の特色を残しつつガーナの状況にも合わせたカリキュラム要綱をすでに策定しており、近く発表されると明らかにした。
また同氏は、中国が世界経済に大きな影響力を持つ国でありガーナの重要な発展パートナーでもあることを踏まえ、委員会は中国語学習をガーナの基礎教育体系に正式に組み入れることは非常に重要だと認識していると述べた。子どもたちが良好な訓練を受け、中国語に精通すれば、ガーナは対中貿易、自国経済および世界政治でメリットを得ると信じていると語った。
15日、ケープコースト大学孔子学院設立10周年記念式典であいさつする同大のデニス・ウォラニオ・アハト学長代行。(ケープコースト=新華社配信)
15日、ケープコースト大学孔子学院設立10周年記念式典でパフォーマンスを披露する学生。(ケープコースト=新華社配信)
15日、ケープコースト大学孔子学院設立10周年記念式典でパフォーマンスを披露する学生。(ケープコースト=新華社配信)