中国・海南島で「封関」運営開始 最初の貨物が洋浦港で通関

中国・海南島で「封関」運営開始 最初の貨物が洋浦港で通関

新華社 | 2025-12-18 22:32:01

18日、石油化学原材料・補助材料計17万9千トンを積み、中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の30万トン級原油バースに接岸するタンカー。(ドローンから、海口=新華社記者/郭程)

 【新華社海口12月18日】中国海南省の洋浦港に18日午前、石油化学の原材料や補助材料を積んだタンカーが到着した。海南自由貿易港が海南島全域を独立した税関管理区域とする「封関」運営を正式に開始して以降、洋浦港で通関した最初の石油化学関連の原材料・補助材料となった。輸入量は17万9千トン、貨物価格は約4億元(1元=約22円)で、輸入関税免除(ゼロ関税)により輸入企業のコストは「封関」前に比べ約1千万元削減された。

 海南自由貿易港の重点パークの一つ、洋浦経済開発区の石油化学産業は「封関」運営により原材料のゼロ関税と、輸入原材料を加工して付加価値を高めた製品を国内販売する際に関税が免除される「加工増値国内販売関税免除」政策の二重の恩恵を享受できるようになった。「封関」運営は洋浦の石化産業チェーンの高付加価値化と下流分野への展開を後押しする。

18日、洋浦港に到着したタンカーの荷下ろし作業を行う中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の作業員(左)とタンカーの外国籍船員。(海口=新華社記者/郭程)

18日、石油化学原材料・補助材料計17万9千トンを積み、中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の30万トン級原油バースに接岸するタンカー。(ドローンから、海口=新華社記者/郭程)

18日、石油化学原材料・補助材料計17万9千トンを積み、中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の30万トン級原油バースに接岸するタンカー。(ドローンから、海口=新華社記者/郭程)

18日、石油化学原材料・補助材料を積んだタンカーを係留する中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の作業員。(海口=新華社記者/郭程)

18日、洋浦港に到着したタンカーの荷下ろし作業を行う中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の作業員。(海口=新華社記者/郭程)

18日、石油化学原材料・補助材料計17万9千トンを積み、中国国家開発投資集団洋浦石油貯蔵ふ頭の30万トン級原油バースに接岸するタンカー。(ドローンから、海口=新華社記者/郭程)

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