日本の右翼勢力は「うその話」の常習犯 中国外交部

日本の右翼勢力は「うその話」の常習犯 中国外交部

新華社 | 2025-12-17 21:46:03

中国外交部の郭嘉昆報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京12月17日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は17日の記者会見で、日本側の振る舞いは日本国内の一部の人々が是非を取り違え、事実をゆがめ、過ちを認めず、誤りと知りながら同じことを繰り返している実態を改めて露呈させたと指摘し、国際社会の場で無実を装い、同情を誘おうとしていると批判した。

 郭氏は次のように述べた。日本の右翼勢力は「うその話」をでっち上げる常習犯である。彼らはアジアの近隣諸国への侵略戦争を「アジア解放」と称し、南京大虐殺の惨禍を「南京事件」と矮小化し、悪名高い731部隊を「衛生研究部隊」と美化し、強制労働や慰安婦を自発的な行為と歪曲(わいきょく)した。

 戦後の日本は「戦争被害者の物語」を作り出す一方で、軍国主義が戦禍の根源であることを語らなかった。いわゆる「専守防衛」「受動的防衛」を主張しながら集団的自衛権の制約を緩め続け、武器輸出規制を繰り返し緩和し、「非核三原則」の見直しを図っている。

 高市早苗氏の台湾に関する誤った発言は、中国人民の強い憤りを招き、日本国内や多くの国でも反対と批判の声が上がった。日本がすべきことは詭弁(きべん)を弄(ろう)し、世界各地でロビー活動を展開して自ら恥をかくのではなく、真剣に耳を傾け、深く反省することである。われわれは日本の一部の人たちに対し、うその話をもてあそぶのをやめ、歴史を直視し、過ちを反省して改め、誤った議論を撤回し、約束を果たし、中国と国際社会に責任ある説明をするよう促す。

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