12日、新華社のインタビューに応じる英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のマイケル・スペンス学長。(ロンドン=新華社配信/段慨)
【新華社ロンドン12月16日】英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のマイケル・スペンス学長はこのほど、新華社のインタビューに応じ、この数十年で中国の科学研究と高等教育分野の発展レベルが「大きく躍進し」、中国の大学は世界の大学・高等教育機関の中で無視できない重要な力に成長していると指摘した。
中国の大学は科学研究能力、教育レベル、国際協力意欲の向上により、世界の著名大学の重要な協力相手になっているとの認識を示した。
UCLはより多くの共同科学研究事業の推進や共同育成モデルの模索など、中国の大学との協力を引き続き深めるとともに、より長期的な協力構想についても話し合う方針を明らかにした。
同氏はまた、両国の大学間協力の広さと深さに対する期待感も示した。UCLの研究分野はライフサイエンスから月惑星科学まで主要分野を網羅しているとし、「中国の世界トップレベルの大学と肩を並べて協力していきたい」と語った。