
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京12月15日】中国外交部は15日、日本自衛隊の岩崎茂元統合幕僚長に対し、反外国制裁法に基づく制裁を科すと発表した。公然と「台湾独立」分裂勢力と結託し、「一つの中国」原則や中日間の四つの政治文書の精神に大きく背き、中国の内政に著しく干渉し、中国の主権と領土の一体性を甚だしく損なったとした。
岩崎氏に対する制裁措置は以下の通り。
一、中国国内に保有する動産、不動産およびその他全ての財産を凍結する。
二、中国国内の組織や個人が当該人物と取引や協力などの活動を行うことを禁止する。
三、本人に対し、査証(ビザ)発給と入国(香港、マカオ両特別行政区を含む)を許可しない。
関連措置は2025年12月15日から実施される。