【新華社北京12月15日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は15日の記者会見で、中国の中央檔案館(公文書館)が13日に公開した、ロシアから引き渡された旧ソ連による「731部隊」の尋問記録の機密解除文書について、中国を侵略した日本軍の731部隊は筆舌に尽くしがたい反人類的罪を犯し、確固たる証拠が山のように存在し、否定の余地はないと文書が改めて証明していると表明した。
郭氏は次のように述べた。警戒すべきは、鉄のような事実を前にしても、日本の右翼勢力が侵略行為と反人類的罪を極力否定し、さらには希薄化させ、美化していることである。歴史を忘れることは裏切りを意味し、罪を否定することは再犯を意味する。各国には、日本が軍国主義の害毒を徹底的に清算するよう促し、悲劇を二度と繰り返さない責任と義務があり、第2次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序、得難い世界の平和と安定を共に守らなければならない。