【新華社北京12月12日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月11日のニュースをお届けします。
1.中国外交部、「レーダー照射」問題の全責任は日本にあると表明
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は10日の記者会見で、いわゆる「レーダー照射」問題について、中国は繰り返し厳正な立場を表明しており、事実は極めて明白だと述べました。日本は意図的に挑発した後、デマを流して問題をあおっており、この茶番劇の画策者と当事者であり、全責任を負わなければならないと表明しました。
2.中国の大型汎用無人機「九天」、初飛行に成功
航空機大手の中国航空工業集団は11日、無人機「九天」が陝西省渭南市蒲城県で初飛行に成功したと発表しました。中国が自主開発した大型汎用無人機で、機体は全長16・4メートル、最大積載量6トン。最大飛行時間12時間、航続距離は7千キロに及び、性能指標は同種製品の中でトップクラスに位置します。
3.中国外交部「注意喚起は外交の職責」 相次ぐ地震で訪日自粛呼びかけ
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は11日の記者会見で、中国が日本訪問を控えるよう国民に注意喚起したことについて、日本では地震が相次いでおり、自国民を守るための注意喚起は外交が果たすべき職責だと強調しました。
4.中国・青島港の年間貨物取扱量、2年連続で7億トン超す
中国山東省の青島港で8日、今年の貨物取扱量が累計で7億トンを突破しました。昨年より15日早い達成となりました。
5.APEC非公式高級実務者会合、中国・深圳市で開催
中国広東省深圳市で11、12両日、2026年アジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式高級実務者会合が開催されました。中国が来年のAPEC議長国として主催する初のイベントで、APEC「中国イヤー」の幕開けを告げるものとなります。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。