
【新華社北京12月7日】中国海軍の王学猛(おう・がくもう)報道官(海軍大校=上級大佐)は7日、日本の自衛隊機が空母「遼寧」艦隊の通常の訓練を妨害したとして、現場での行動を厳格に抑制するよう日本側に求めた。
報道官は次のように述べた。中国海軍の空母「遼寧」艦隊がこのほど、宮古海峡東側の海域で艦載機の飛行訓練を通常通り実施した。訓練海空域については事前に公表していたが、訓練中、日本の自衛隊機が中国海軍の訓練海空域に複数回接近して妨害し、中国側の正常な訓練に深刻な影響を与え、飛行の安全を著しく脅かした。
日本側の喧伝(けんでん)は事実と全く一致しない。われわれは日本に対し、直ちに誹謗(ひぼう)中傷をやめ、現場での行動を厳格に抑制するよう強く求める。中国海軍は法に基づき必要な措置を取り、自らの安全と合法的な権益を断固として守る。