広東省深圳市で開催された第27回中国国際ハイテク成果交易会で、人型ロボットの格闘試合を観戦する来場者。(11月14日撮影、深圳=新華社配信)
【新華社深圳12月6日】中国広東省深圳市統計局はこのほど、2024年の同市の研究開発費が2400億元(1元=約22円)の大台を超え、前年比9・7%増の2453億700万元になったと明らかにした。
「第14次5カ年規画(2021~25年)」期間に入ってから、深圳の研究開発費は高めの伸びを続け、年平均伸び率は12・9%で全国(10・5%)と広東省(10・0%)を上回った。ここ10年では、15年の800億元未満から18年に初めて1千億元を超え、20年は1500億元、23年は2千億元をそれぞれ上回り、24年は2500億元に迫り、飛躍的な成長を遂げた。
研究開発費の対域内総生産(GDP)比率は24年に6・7%で前年比0・3ポイント上昇し、全国の大・中規模都市の首位に躍り出た。
24年の基礎研究費は21・2%増の115億9100万元で、伸び率は研究開発費全体より11・5ポイント高く、全体に占める割合は0・4ポイント上昇の4・7%となった。21~24年の年平均は103億6200万元で16~20年の年平均(38億6400万元)の2・7倍に増えた。