2日、浙江省の寧波舟山港の様子。(ドローンから、寧波=新華社記者/翁忻暘)
【新華社寧波12月4日】中国浙江省の寧波舟山港のコンテナ取扱量が2日、年間で初めて4千万TEU(標準コンテナ換算)を突破した。同港の発展は絶えず加速しており、1千万TEUから2千万TEUまでは7年、2千万TEUから3千万TEUへは6年かかったが、3千万TEUから4千万TEUはわずか4年で到達した。
港湾運営会社の寧波舟山港集団によると、同港の年間貨物取扱量は16年連続で世界一を誇る。そのうち、コンテナサービスはスタートが遅かったものの急成長し、15年に初めて2千万TEUを突破、今年はさらに4千万TEUを超え、国の戦略と地域経済に寄与し、世界中の顧客にサービスを提供する能力が高まっている。
2日、浙江省の寧波舟山港で、今年4千万個目のコンテナを吊り上げるクレーン。(寧波=新華社記者/翁忻暘)
寧波舟山港は1万トン以上の船舶に対応できるバースが210カ所以上あり、うち5万トン以上は135カ所以上と大型・超大型深水バースの数が世界で最も多い港湾の一つである。