【新華社北京12月3日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月2日のニュースをお届けします。
1.中国海警、釣魚島領海侵入の日本漁船に退去措置
中国海警局の劉徳軍(りゅう・とくぐん)報道官は2日、日本の漁船「瑞宝丸」が同日、中国の釣魚島領海に不法侵入したとし、中国海警の艦艇は法に基づき必要な管制措置を講じ、警告して退去させたと明らかにしました。
2.中国代表、国連事務総長に書簡 日本の詭弁に反論
中国の傅聡(ふ・そう)国連常駐代表は1日、国連のグテレス事務総長に書簡を送り、日本の山崎和之国連大使が11月24日にグテレス氏に送付した書簡での不当な詭弁(きべん)に厳正に反論し、中国政府の立場を説明しました。書簡は国連総会の公式文書として全加盟国に配布されます。
3.「中国を読み解く」国際会議、広東省広州市で開催
中国広東省広州市で2日までの3日間、「新たな配置、新たな発展、新たな選択-中国式現代化と新たなグローバルガバナンスの枠組み」をテーマとした2025年「中国を読み解く(読懂中国)」国際会議が開催されました。
4.甘粛省蘭州市で舞踊劇「絲路花雨」上演
中国甘粛省蘭州市の甘粛大劇院でこのほど、舞踊劇「絲路花雨」(シルクロードの花吹雪)2025年版が上演されました。敦煌莫高窟(ばっこうくつ)の壁画に描かれた静的な踊りを躍動感ある振り付けで表現し、古代シルクロードの輝きと文化交流を鮮やかに再現しました。
5.冬に備え、ヒツジ6万匹が大移動 内モンゴル自治区
中国内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド中旗では気温低下に伴い、約6万匹のヒツジが越冬地に向けて移動を開始しました。群れは壮観な光景をつくっています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。