【新華社貴陽11月29日】中国貴州省南西部の冊亨(さつこう)県で、カメリアオイルの原料になるユチャ(油茶)の実が熟し、出荷の時期を迎えている。一部の農家は、手摘みしたユチャの実をドローンで運ぶ方式を取り入れ、収穫作業の効率化を進めている。
同県でユチャ栽培の中心地となっている弼佑(ひつゆう)鎮の「低収量ユチャ林改造基地」では今年、地元で初めてドローンを導入。収穫した実を山麓の集積地点に迅速に運搬することで、人件費の削減と安全リスクの軽減につなげており、科学技術が産業振興の原動力となっている。
冊亨県のユチャ栽培面積は約3万5千ヘクタールに達し、今年のユチャ種子の収穫量は1万9500トン、総合生産額は5億元(1元=約22円)を超える見込み。地域では2万5千人規模の雇用を生み出している。(記者/楊焱彬)