中国四川省涼山でイ族が伝統の新年 ７日間の休暇も
イ族伝統の肉の角煮「坨坨肉」を作る涼山イ族自治州喜徳県の住民。（成都＝新華社配信）
【新華社成都１１月２９日】中国四川省の涼山イ族自治州で２０日、地元に住むイ族が伝統的な新年を迎えた。自治州は７日間の休暇を設け、人々は芸能パフォーマンスを楽しみ、伝統的な美食を味わい、１年で最も貴重な団らんのひとときを過ごした。
イ族伝統の肉の角煮「坨坨肉」。（成都＝新華社配信）
イ族は中国南西部に主に暮らす少数民族で、かつては１年を１０カ月に分ける独自の「十月太陽暦」に基づいて生活していた。現在ではこの暦の伝統を基盤としつつ、地域ごとに新年の日付が定められ、民族文化を象徴する重要な節句として祝われている。（記者／尹恒、趙怡寧）
そば粉を使ったイ族伝統の餅「苦蕎粑粑」。（成都＝新華社配信）
発酵させた根菜を使ったイ族伝統の酸味のあるスープ「円根酸菜湯」。（成都＝新華社配信）
イ族の新年の時期を迎えて混み合う涼山イ族自治州西昌市の西昌西駅。（成都＝新華社配信）
涼山イ族自治州越西県で行われたイ族の新年パーティーでパフォーマンスを披露する出演者たち。（成都＝新華社配信）
涼山イ族自治州越西県で行われたイ族の新年パーティーで民族衣装を着てパフォーマンスする出演者。（成都＝新華社配信）
