渝昆高速鉄道建設の重要プロジェクト、大坪トンネル貫通　中国雲南省

大坪トンネル工事現場の外部。（資料写真、曲靖＝新華社配信）

　【新華社天津１１月２８日】中国鉄道建設大手、中国鉄建傘下で天津市に本社を置く中鉄十八局集団が建設を請け負う渝昆（ゆこん）高速鉄道（重慶市－雲南省昆明市）の重要プロジェクトとなる大坪トンネルが２５日、１５００日間の施工を経て無事に貫通し、中国西南部の重要都市を結ぶ高速鉄道の建設が大きな進展を遂げた。

　同トンネルは、雲南省曲靖市会沢県に位置し、全長１２・３キロで、同路線の重要プロジェクトとなる。同トンネルの貫通により、同省内で貫通した同高速鉄道トンネルは４８本となり、トンネル貫通率は９０％を超えた。同高速鉄道は、全長約７００キロで、うち同省区間は３８８・６キロ、設計時速は３５０キロで、同省内で初の時速３５０キロに達する高速鉄道となる。（記者／毛振華、宋瑞）

２３日、大坪トンネル工事現場で測量を行う作業員。（曲靖＝新華社配信）

２３日、大坪トンネル工事現場で測量を行う作業員。（曲靖＝新華社配信）

大坪トンネル工事現場の外部。（資料写真、曲靖＝新華社配信）

大坪トンネル内部の工事現場。（資料写真、曲靖＝新華社配信）