
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京11月27日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は27日の記者会見で、日本の高市早苗首相の誤った発言は、中日間の四つの政治文書の精神に著しく背き、中日関係の政治的基礎を損なうもので、中国人民の強い憤りを招いていると述べた。さらに「『再び言及しない』ことと『発言を撤回する』ことは全く性質が異なる」と指摘。日本側が「再び言及しない」ことによって高市氏の極めて誤った発言を薄めたり、取り繕ったり、覆い隠そうとするのであれば、それは単なる自己欺瞞(ぎまん)にすぎず、独り言の域を出ないとし、「中国は断じて受け入れない」と強調した。