
【新華社北京11月26日】中国国務院台湾事務弁公室の彭慶恩(ほう・けいおん)報道官は26日の記者会見で、日本の高市早苗首相による発言に台湾各界から批判が相次ぐ中、台湾地区指導者の頼清徳(らい・せいとく)が高市氏への応援を表明し、日本産水産物を食べる写真を交流サイト(SNS)に投稿するなどして取り入る姿勢を見せていることについて、民族を裏切った罪人は必ず正義の審判を受けると指摘した。
彭氏は次のように述べた。高市氏の誤った発言は中国の内政に乱暴に干渉し、国際法と国際関係の基本準則に著しく違反し、戦後の国際秩序を大きく損ない、「一つの中国」原則と中日間の四つの政治文書の精神に著しく背き、中国人民の感情を深く傷つけた。日本側は直ちに反省して誤りを是正し、台湾関連の誤った言論を撤回すべきである。
頼清徳は、日本に取り入る姿勢をアピールし、台湾を売り渡すような行為に及んでいる。その言動は目に余るもので、自らのルーツを忘れ、民族を裏切る姿を再び世間にさらした。頼清徳当局に対し、外部勢力におもねる行為は必ず恥となって自らに跳ね返り、民族を裏切った罪人は必ず正義の審判を受けることになると厳正に告げる。