中国、核融合分野の国際科学計画を始動

中国、核融合分野の国際科学計画を始動

新華社 | 2025-11-26 10:38:00

24日、合肥市で建設が進む小型核融合実験装置(BEST)。(ドローンから、合肥=新華社記者/周牧)

 【新華社合肥11月26日】中国科学院は24日、安徽省合肥市の未来大科学城で建設が進む小型核融合実験装置(BEST)のメインホールで、「燃焼プラズマ」国際科学計画を正式に始動し、世界の核融合界に向け、初めてBEST研究計画を発表した。「人工太陽」の点火に向け総力を結集する。

 中国科学院合肥物質科学研究院プラズマ物理研究所は、国際科学計画に基づきBESTを含む複数の大型研究施設群を世界に開放し、オープン研究基金を設けて専門家の高頻度な相互訪問・交流を支援する。

 会場ではフランス、英国、ドイツなど十数カ国から集まった核融合分野の科学者が「合肥核融合宣言」に共同で署名。同宣言は開放と共有、協力とウィンウィンの精神を掲げ、各国の研究者が中国で核融合分野の研究に取り組むことを奨励している。

24日、小型核融合実験装置(BEST)で「合肥核融合宣言」署名する十数カ国の科学者。(合肥=新華社記者/周牧)

24日、合肥市で建設が進む小型核融合実験装置(BEST)。(ドローンから、合肥=新華社記者/周牧)

24日、合肥市で建設が進む小型核融合実験装置(BEST)。(ドローンから、合肥=新華社記者/周牧)

24日、BEST研究計画の発表式に出席した来賓ら。(合肥=新華社記者/周牧)

24日、小型核融合実験装置(BEST)で発表されたBEST研究計画。(合肥=新華社記者/周牧)

24日、合肥市で建設が進む小型核融合実験装置(BEST)。(ドローンから、合肥=新華社記者/周牧)

24日、小型核融合実験装置(BEST)で「合肥核融合宣言」を読み上げる英国の科学者、アラン・コストリー氏。(合肥=新華社記者/周牧)

24日、BEST研究計画の発表会場で、報告を行う中国科学院合肥物質科学研究院副院長、プラズマ物理研究所所長の宋雲濤(そう・うんとう)氏。(合肥=新華社記者/周牧)

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