オンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)で黄柳の苗を背負って運ぶ住民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
【新華社赤峰11月25日】中国内モンゴル自治区赤峰市オンニュド旗では初冬を迎え、科爾沁(ホルチン)砂地の風食を防ぎ砂を固定するため、住民たちが好天を利用し、ヤナギ属の植物、黄柳の植樹に取り組んでいる。
京津冀(北京・天津・河北2市1省)地域の風砂(風と砂ぼこり)発生源の一つで、中国最大の砂地である同砂地の西縁に位置する同旗は、砂漠化面積が667万ムー(約44万4700ヘクタール)で、総面積の37%以上を占めている。
オンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)のホルチン砂地で、わらなどを地面に格子状に埋め込んで砂の移動を防ぐ「草方格」。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
同旗林業・草原局は、同旗ではここ数年、人工造林、草地造営、山地や砂地の利用制限による育林などにより、これまでに合計568万2千ムー(37万8800ヘクタール)の治砂を完了したと明らかにした。現在は、秋の黄柳の挿し木による植林が進められており、地面が凍結する前に植林を完了して来春の活着率を高めるよう、人々が作業に追われている。
わらなどを地面に格子状に埋め込んで砂の移動を防ぐ「草方格」の中に黄柳の苗を植えるオンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)の牧畜民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
同旗林業・草原局は、同旗ではここ数年、人工造林、草地造営、山地や砂地の利用制限による育林などにより、これまでに合計568万2千ムー(37万8800ヘクタール)の治砂を完了したと明らかにした。現在は、秋の黄柳の挿し木による植林が進められており、地面が凍結する前に植林を完了して来春の活着率を高めるよう、人々が作業に追われている。
機械で砂地に植林用の穴を掘るオンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)の牧畜民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
植林道具を担いでホルチン砂地に入り黄柳を植える準備をするオンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)の牧畜民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
オンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)で黄柳の苗を背負い砂地を歩く住民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
オンニュド旗で、わらなどを地面に格子状に埋め込んで砂の移動を防ぐ「草方格」の中に黄柳の苗を植える住民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)
黄柳の苗を切り分けるオンニュド旗阿什罕蘇木(ソム)の住民。(11月14日撮影、赤峰=新華社記者/賈立君)