中国共産党4中全会 用語解説(13) 農村振興のエリア化推進

中国共産党4中全会 用語解説(13) 農村振興のエリア化推進

新華社 | 2025-11-24 22:20:00

浙江省嘉興市南湖区大橋鎮の胥山村。(2023年6月14日撮影、嘉興=新華社記者/徐昱)

 【新華社北京11月24日】中国共産党は10月、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)で、「国民経済・社会発展第15次5カ年規画(2026~30年)」策定に関する党中央委員会の提案を採択した。「提案」に盛り込まれたキーワードについて解説する。第13回は「農村振興のエリア化推進」。

 ▽「提案」の原文

 「千村示範、万村整治(千のモデル村で万の村を整備)」プロジェクトの経験を学び活用し、地域の実情に応じて農村建設の実施メカニズムを整備し、類型ごとに秩序立てて、エリア化により農村振興を推進し、農村インフラの充実度、公共サービスの利便性、居住環境の快適性を段階的に高めていく。

 ▽用語解説

 従来の個別の行政村単位による分散的な発展モデルを打破し、位置が近接し、機能が類似し、産業が関連する複数の村でエリアを構成し、エリアを単位として統一的に計画を立て、政策を一体的に運用し、資源を統合する。産業の面的発展、環境の面的整備、組織の面的共同建設を推進し、強い村が弱い村をけん引することで共同発展を実現する。行政部門の機能はエリア内で効果的に統合され、ガバナンス資源はよりよく共有され、産業発展はより大きな空間を獲得し、改革措置はより良く統合される。

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