
エレンホト鉄道口岸の標準軌道場に停車する中欧班列。(エレンホト=新華社配信)
【新華社フフホト11月24日】中国内モンゴル自治区のエレンホト(二連浩特)口岸(通関地)で20日、55TEU(TEU(標準コンテナ換算)の貨物を満載した「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ国際貨物定期列車)が出発し、ロシアに向かった。これにより、中欧班列「中央ルート」の年間運行本数が初めて3500本を超えた。中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路フフホト局集団が明らかにした。
中央ルートは2013年の運行開始以来、越境輸送の需要増に伴って仕向地や運行本数、貨物品目などが増加傾向を示し続けており、運行本数は3年連続で3千本を超え、累計2万1千本以上となった。
現在、74路線が運行されており、ドイツ、ポーランドなど十数カ国の70以上のハブ駅に通じている。