
【新華社ヤンゴン11月22日】ミャンマー国家安全保障平和委員会のゾーミントゥン報道官は21日、日本の高市早苗首相による台湾に関する誤った発言についてメディアの質問を受け、ミャンマー政府は「一つの中国」政策を堅持すると改めて表明した。
ゾーミントゥン氏は高市氏の発言に留意しているとした上で、ミャンマー政府の立場を次のように説明した。ミャンマー政府は「一つの中国」政策を堅持する。ミンアウンフライン暫定大統領は中国首脳との会談でこの立場を重ねて明確に表明してきた。中国とミャンマーは友好的な隣国であり、共同で全面的戦略協力パートナーシップと運命共同体の構築に取り組んでいる。ミャンマー政府はこの関係を非常に重視し、大切にしている。ミャンマーは一貫して平和共存5原則に従い、中国の主権と領土一体性を尊重しており、国家統一を守る中国の努力をこれまで通り支持していく。