ロシア外務省、高市首相の台湾発言を改めて非難

ロシア外務省、高市首相の台湾発言を改めて非難

新華社 | 2025-11-21 17:07:30

 【新華社モスクワ11月21日】ロシア外務省のザハロワ報道官は20日の記者会見で、日本の高市早苗首相による台湾海峡情勢に関する最近の発言を改めて非難し、日本は発言の誤りを反省していないだけでなく、80年たった今も第2次世界大戦の結果を認めていないと指摘した。

 ザハロワ氏は次のように述べた。一部の国は「一つの中国」原則の堅持を声高に宣言しながら、台湾海峡の緊張を絶えず高め、中国の平和統一を妨げている。これらの国は台湾に武器を提供し、台湾との軍事的、政治的連携を強化し、分裂主義の感情をあおり、台湾問題を中国への圧力や地政学的抑止の手段として利用している。

 台湾問題は中国の内政であり、中国には主権と領土の一体性を守る正当な理由が十分にある。中国の真の友人、信頼できるパートナーとして、ロシアは台湾問題を含む主権と領土保全の問題で中国と確固たる相互支持を継続したい。

 ザハロワ氏は18日にモスクワで新華社の取材に応じた際、高市氏を含む日本の政治家は歴史を深く反省し、誤った言動が重大な結果を招きかねないことに十分警戒すべきだと表明していた。

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