高市首相の台湾発言、日本のネットユーザーから懸念の声

高市首相の台湾発言、日本のネットユーザーから懸念の声

新華社 | 2025-11-19 11:22:45

 【新華社北京11月19日】日本の高市早苗首相がこのほど国会で行った台湾に関する誤った答弁は法理と歴史を顧みず、一連の言動は地域の安定を脅かし、日本自身にも災いをもたらしており、国内のネットユーザーの懸念と強烈な非難を招いている。

 日本の各主要ウェブサイトでは大量のユーザーが批判の投稿をし、多くの人が「首相の発言は明らかに地域の緊張関係を激化させている。日本は台湾問題で政治的利益を図るではなく、優先的に対話と外交を通じて地域の安定を守るべき」との考えを示した。

 あるユーザーは日本メディア報道にコメントを投稿し「自衛隊は自衛の為の軍隊であり、台湾有事の際に日本から攻撃を仕掛けるのは憲法第9条に違反する」と指摘した。

ネットユーザーのコメントのスクリーンショット。(北京=新華社配信)

 X(旧ツイッター)でも多くのユーザーが「高市総理の辞任を求めます」「高市やめろ」などのハッシュタグを付けて、「早く責任とって辞めてください。間違ったこと言ったら謝るのは社会人としての基本」「台湾有事の際の日本の武力介入など、重大事案に対して全く国民的なコンセンサスを得てないのに、首相だからって勝手に宣言されてしまっては困る」などとコメントした。

 別のユーザーは、高市氏が問題の深刻さ理解し、発言を撤回して謝罪し、中日間の隔たりが広がるのを避けるべきだと考え「この問題において、日本の側に立つ国は、世界に1カ国もない。日本人自らの手で高市を引きずり下ろさない限り、高市を擁護する自民党を終わらせない限り、世界に対して申し開きできないと思う」と投稿した。

 一部のユーザーは、高市氏の発言が中日関係に深刻な影響を与えることを懸念し、「頼むから日中は仲良くしてほしい。 日本と中国は永遠の隣人なんだから、わざわざ仲悪くする必要ないでしょ.... メリットなさすぎる」と中日友好への願いを表明した。(記者/沈氷潔、李卓璠、張明然)

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