18日、米ニューヨークの国連本部で、安全保障理事会の改革を審議する会合で発言する傅聡国連大使。(国連=新華社記者/謝鍔)
【新華社国連11月19日】中国の傅聡(ふ・そう)国連常駐代表(国連大使)は18日、第80回国連総会の全体会議で安全保障理事会の改革を審議した際、「日本は常任理事国入りを求める資格が全くない」と表明した。
18日、米ニューヨークの国連本部で、安全保障理事会の改革を審議する会合で発言する傅聡国連大使。(国連=新華社記者/謝鍔)
傅氏は次のように述べた。日本の高市早苗首相の台湾に関する発言は甚だしく間違っており、極めて危険で、中国の内政に乱暴に干渉し、「一つの中国」原則と中日間の四つの政治文書の精神に著しく違反している。これは国際正義に対する挑発と戦後の国際秩序の破壊であり、国際関係の基本準則を踏みにじり、平和の道を歩むという日本の基本的な約束に公然と違反した。このような国は安全保障理事会の常任理事国入りを求める資格が全くない。