
上海市の浦東新区。(資料写真、上海=新華社記者/陳建力)
【新華社北京11月18日】中国共産党は10月、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)で、「国民経済・社会発展第15次5カ年規画(2026~30年)」策定に関する党中央委員会の提案を採択した。「提案」に盛り込まれたキーワードについて解説する。第7回は「都市群・都市圏」。
▽「提案」の原文
超大都市・特大都市のガバナンスの現代化を推進し、都市群の一体化と都市圏の同城化(都市機能の融合)を加速させ、都市規模構造を最適化し、大中小都市と小城鎮(町)の調和的発展と集約的配置を促進する。
▽用語解説
都市群は、都市発展が成熟段階に達したときに現れる高度な空間構造であり、人口大国の都市化を支える主要な空間的担い手である。中国における新型都市化の主たる形態でもある。
都市圏は、都市群の内部で、超大都市・特大都市、または強い波及・けん引機能を持つ大都市を中心に、おおむね1時間の通勤圏を基本として形成される都市化の空間形態を指す。