安徽省黄山市歙(きゅう)県の梅の花と伝統建築が織り成す風景。(2月16日、ドローンから、黄山=新華社配信/樊成柱)
【新華社北京11月17日】中国共産党は10月、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)で、「国民経済・社会発展第15次5カ年規画(2026~30年)」策定に関する党中央委員会の提案を採択した。「提案」に盛り込まれたキーワードについて解説する。第6回は「主体機能区戦略」。
▽「提案」の原文
主体機能区戦略の実施を強化し、都市化地区、農産物主要生産区、重点生態系機能区の配置の全体的安定を維持し、特別機能区を細分化、明確化し、支援策と審査、評価の仕組みを整える。
▽用語解説
主体機能区戦略は国土空間の開発保護における重要な戦略で、資源・環境の許容力や既存の開発密度、発展の潜在力に基づき、国土空間をそれぞれ異なる主体機能が位置付けられた区域に分け、発展の方向性と開発保護の方式を明確にし、各地域が比較優位を発揮してそれぞれの強みを生かすよう促進することを目的としている。