中国黒竜江省で石人洞遺跡の専門家検討会 石器時代の重要遺跡
牡丹江師範学院で開かれた石人洞遺跡の専門家検討会。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
【新華社牡丹江１１月１６日】中国黒竜江省で発掘が進む先史時代の石人洞遺跡に関する専門家検討会がこのほど、牡丹江市で開かれ、中国社会科学院、吉林大学、山東大学、南京大学などの専門家が、国内でもまれな先史時代の石器原料採掘地、加工場で、出土石製品の量も膨大であることから、重要な考古学的価値があるとの考えを示した。
遺跡は海林市石河村を流れる海浪河の右岸にあり、東北地区では現時点で唯一の先史時代の石器原料採掘地となる。黒竜江省考古研究所による２年近くの系統的な発掘調査で、これまでに石製品２０万点余りが出土。当時の人々の石器製作の知恵と技術を示しており、旧石器時代から新石器時代への移行や地域文明の進化モデルを研究する上での重要な手掛かりをもたらした。
海林市石河村の石人洞遺跡発掘現場を視察する中国社会科学院、吉林大学、山東大学、南京大学などの考古学専門家。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、中国社会科学院学部委員、中国考古学会理事長の陳星燦（ちん・せいさん）氏（左）に石人洞遺跡の発掘現場を紹介する発掘プロジェクトの責任者、黒竜江省文物考古研究所の李有騫（り・ゆうけん）副所長。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、石人洞遺跡出土の石器について議論する中国社会科学院、吉林大学、山東大学、南京大学などの考古学専門家。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村の石人洞遺跡発掘現場を視察する専門家ら。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村の石人洞遺跡発掘現場を視察する中国社会科学院、吉林大学、山東大学、南京大学などの考古学専門家。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、山東大学考古学院院長の王芬（おう・ふん）教授（右）に石人洞遺跡出土の石器を紹介する発掘プロジェクトの責任者、黒竜江省文物考古研究所の李有騫（り・ゆうけん）副所長。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
石人洞遺跡出土の石器。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
石人洞遺跡の発掘エリア。（１０月２０日、ドローンから、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
石人洞遺跡の発掘エリア。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
石人洞遺跡の発掘エリア。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、石人洞遺跡の発掘現場写真と出土石器を照らし合わせて議論する中国社会科学院、吉林大学、山東大学、南京大学などの考古学専門家。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
牡丹江師範学院で開かれた石人洞遺跡の専門家検討会で発言する吉林大学辺疆考古研究センター主任の趙賓福（ちょう・ひんふく）教授（左から２人目）。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、石人洞遺跡出土の石器を手に取る専門家。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、石人洞遺跡出土の石器を手に取る中国社会科学院学部委員、中国考古学会理事長の陳星燦（ちん・せいさん）氏。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、石人洞遺跡出土の石器について議論する中国社会科学院、吉林大学、山東大学、南京大学などの考古学専門家。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村の石人洞遺跡を調べる発掘プロジェクトの責任者、黒竜江省文物考古研究所の李有騫（り・ゆうけん）副所長。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
石人洞遺跡出土の石器。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村で、石人洞遺跡の発掘現場写真と出土石器を照らし合わせて議論する吉林大学辺疆考古研究センター主任の趙賓福（ちょう・ひんふく）教授（奥右から２人目）。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村と海浪河。石人洞遺跡は右上隅にある。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
牡丹江師範学院で開かれた石人洞遺跡の専門家検討会で発言する中国社会科学院学部委員、中国考古学会理事長の陳星燦（ちん・せいさん）氏（手前）。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村の石人洞遺跡。（１０月２０日撮影、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村の石人洞遺跡。（１０月２０日、ドローンから、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
海林市石河村の石人洞遺跡。（１０月２０日、ドローンから、牡丹江＝新華社記者／謝剣飛）
