
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京11月15日】中国外交部は14日、安全環境が悪化しているとして日本への渡航を控えるよう国民に呼びかけ、次のように指摘した。
日本は今年に入り、治安が不安定で、中国公民に対する犯罪が多く発生している。在日中国人が襲われる事件が多発し、一部は未解決で、日本での中国人の安全環境は悪化を続けている。日本の指導者は最近、台湾に関する露骨で挑発的な発言を公然と行い、中日の人的交流の雰囲気を著しく悪化させ、中国人の安全に重大なリスクをもたらしている。
中国外交部と在日中国大使館・領事館は中国公民に対し、当面、日本への渡航を控えるよう厳重に注意喚起する。既に日本にいる中国公民は、現地の治安状況に細心の注意を払い、安全意識を高め、自己防衛を強化するよう求める。緊急事態に遭遇した場合は速やかに現地警察に通報し、在日中国大使館・領事館に連絡して支援を求めるよう呼びかける。